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名門校の生徒は《不安障害・うつ病・薬物乱用のリスクが2~6倍》 東大休学者が10年で1.6倍に増えた本当の理由

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東大うつ
子どもの心は静かに削られていきます(写真:TY/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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なぜ東大生は「うつ」になってしまうのか?東京大学の休学者数は、この10年間でおよそ1.6倍に増加しているといいます。この記事では、自身も2浪で東京大学に合格した経験を持ち、6月に新刊『東大うつ』を上梓する西岡壱誠氏に東大生が心を病むワケを解説して頂きます。

精神的に不調を抱えてしまう人も少なくない

「東大に入ったら、人生はバラ色に違いない」――。受験生だった頃、僕自身もそう信じていた時期がありました。日本の学歴の頂点に位置し、毎年3月になればその合格者数が全国ニュースになる東京大学。生涯年収も他大学より高いとされ、就職活動でも有利、グローバルエリートになることが期待される。そんな大学に入れたなら、無条件に幸せが約束されているはずだ、と。

しかし、実際に東大に入ってみると、その「バラ色のイメージ」とは少し違う現実が見えてきます。僕自身はめちゃくちゃ東大に入って楽しい日々を過ごすことができ、東大生達を集めて会社を起業するくらい楽しかったのですが、そういう人ばかりではありません。僕の周りには、精神的に不調を抱えてしまったり、ある日突然連絡が取れなくなってしまったりする友人が、決して少なくありませんでした。

実はこれは僕の個人的な感覚だけの話ではありません。東京大学の休学者数は、2024年5月時点で415人にのぼり、この10年間でおよそ1.6倍に増加しています。学部生に絞っても、2022年5月時点の休学者は386人と、2009年と比べて約85%も増えているというデータがあります(朝日新聞EduAなどによる東大公表値)。

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