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ライフ #再開発されない街

「小竹向原ってどんな街?」「何もないよ」と言われたが…3路線が使える「住み心地抜群の街」が23区なのに再開発されぬ事情

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練馬区と板橋区の境目にある再開発されない街はどんな街?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター

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昔からの商店街、昭和の趣を残す家屋、狭く入り組んだ路地……さまざまな再開発が進む東京だが、中には再開発されないままの街もある。
タワマンや高層オフィス、大きな商業施設が生まれない街には、どんな理由があるのか――。ライター・坪川うたさんが、緻密なリサーチとフィールドワークで送る連載。第4回は「小竹向原」を取り上げる。

筆者の親戚が、社会人になり上京して小竹向原に住んだ。「小竹向原ってどんな街?」と尋ねると、「何もないよ」と返ってきた。

そうは言っても小竹向原駅には、東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線、西武有楽町線の3路線が乗り入れている。練馬駅と池袋駅の中間に位置しており、両駅まで約5分と交通利便性は高い。

3路線が乗り入れながら再開発されない街、小竹向原はどのような街なのか。

幹線道路沿いも含め閑静な住宅街

小竹向原は「小竹町」と「向原」の地名を合わせた駅名で、小竹町は練馬区、向原は板橋区に属している。小竹向原駅構内の一部は板橋区にまたがっているが、大部分は練馬区にあり、駅所在地も練馬区となっている。

小竹向原駅の2番出口を出ると、赤いタイルが敷き詰められ、緑の木々に覆われた遊歩道が長く続く。車道も1車線のみで、こぢんまりした駅といった印象だ。

小竹向原駅の2番出口(写真:筆者撮影)
駅周辺の遊歩道(写真:筆者撮影)
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