第5話で「涼子」と「ルナ」が皆既月食を一緒に見たシーンのロケ地が、住吉大社の象徴である「反橋(そりはし)」です。
境内の正面神池に架かる太鼓橋で、朱色の欄干と石造りの橋脚が特徴。橋の長さは約20m、幅は約5.5m、中央の高さは約3.6mで、最大傾斜は約48度というかなりの急傾斜です。川端康成の短編小説『反橋』の舞台としても知られています。
ドラマでも、「ルナ」が作品にちなんで「この反橋はわたると心が浄化される、という言い伝えがあります」と、過去との決別を語るシーンは印象的です。
大阪でロケをした場合の「直接的経済効果」
大阪では00年に「大阪フィルム・カウンシル」が設置され、現在でも大阪観光局内で活動しています。
「映像による国内外への知名度向上」「集客力強化」「映像産業の発展」などの地域活性化を目的に、大阪府・大阪市・大阪商工会議所などの地元行政・経済界によって設立・運営され、大阪での撮影の受け入れや各種手配などを行います。
ではロケを誘致すると、どれくらいの経済効果があるのか。
12年の映画『黄金を抱いて翔べ・FLY WITH THE GOLD』での「直接的経済効果」は、35日間のロケで、地域に総額5530万円の経済効果が発生した(宿泊費・食事代・移動経費・製作委託費・機材利用費を含む)と発表されています。
また、アニメ映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』(25年)では、大阪府内の40カ所以上の場所が取り上げられました。
「舞台地は『大阪フィルム・カウンシル』が提案し、細かいコンテの制作も行いました。結果、『難波八阪神社』(浪速区)など、“聖地”と呼ばれる場所に多くのファンの方がお越しくださっています」(大阪フィルム・カウンシル担当者)
特に「西の秋葉原」とも呼ばれる日本橋の「コピマルコーヒー」には、ファンが殺到。交流ノートが設置されるなど、多くの「聖地巡礼効果」が生まれています。
