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地元民に「夜は危険だから近寄るな」と警告されたが… ドヤ街《大阪・西成あいりん地区》の"本当の姿"

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西成
日本最大のドヤ街と言われる大阪・西成のあいりん地区を歩いた(写真:筆者撮影)
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わざわざ見に行くほどではないが、落書きだけではないことも知っておくといいだろう。

南海本線ガード下の西成ウォールアート(写真:筆者撮影)

昼間でも剣呑な空気が漂う三角公園周辺

炊き出しのテントが手前に見える三角公園(萩之茶屋南公園)の南西側の入り口から。東側と北側の公園沿いの道路には、路上生活者や日雇い労働者などが集まる(写真:筆者撮影)

南海本線の萩ノ茶屋駅から、線路の東側に平行する紀州街道に向かうと、三角公園(萩之茶屋南公園)がある。支援団体などによる炊き出しが定期的に行われる公園であり、一角にはそのテントなどが備えられているが、この周辺はとくに雰囲気が異なる。

公園沿いの道路には、年配の路上生活者や日雇い労働者などが集まっており、一見平穏なように映るが、観光客が興味本位で近づけば、剣呑な空気が漂うことも少なくない。近くの人によるとトラブルが起きることもあるという。近隣のホルモン焼き屋の主人からは、「夜は三角公園付近には近づくな」と注意された。

また、すぐ北には西成警察署があるが、その裏の四角公園(萩之茶屋中公園)の周囲は、三角公園と同じ雰囲気が漂っている。公園の周囲を立ち止まらず通り過ぎる分には問題ないが、とても写真を撮れる雰囲気ではない。

ちなみに、四角公園に隣接する10階建てくらいのビジネスホテル(簡易宿泊所ではない)は、1泊1400円の看板が出ていた。

この辺りはホルモン焼きが名物になり、店先に鉄板と簡易席を置く店舗も多い。高度経済成長期の日雇い労働者の街だった当時、安価で高カロリーなホルモン焼きが定着した歴史的な背景がある。

現在は、ホルモン焼きと、かすうどん(ホルモンが入ったうどん)は西成のソウルフードになり、有名なおいしい店がいくつもある。周辺地域からホルモン焼き目当てに来る20代の女性グループなども多いようだ。

西成警察署の隣の食堂・淡路屋(写真:筆者撮影)

西成警察署の隣の食堂・淡路屋は、カウンターと店の外に置かれた簡易席だけのこじんまりとした店舗で、気軽に立ち寄れる。かすうどんは、昆布とかつおの出汁が効いた透き通る汁と柔らかめのうどんに、カリッと焼いた歯ごたえのあるホルモンが載る。隣の屋台のホルモン焼き(モツ、タン、ハチノス、砂肝)も注文できて、さくっと名物料理を楽しめた。

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