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"毎日AIを利用する"のに「機密情報入れない」で止まっている企業の危うさ、CISOが押さえておきたいAIセキュリティの基本

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オフィスで仕事をするビジネスパーソン
AIを安全に利用するためのセキュリティ対策は追いついていないのが現状だ(写真:Graphs / PIXTA)
  • 高橋 正和 Preferred Networks AIガバナンス推進・セキュリティアーキテクト

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多くの企業でAIの利用が急速に広がる一方、AIを安全に利用するためにどのようなセキュリティ対策を講じるべきかは対応が追いついていないのが現状だ。

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よく「AIには機密情報を入れない」という注意喚起を耳にするが、メールサービスなどのSaaSでは社外秘情報を日常的に扱っているのにSaaSとAIは何が違うのか。SaaSがAI機能を搭載していた場合は、社外秘情報は扱えなくなるのかなど疑問に思うこともあるだろう。

ここでは、企業がAIを利用するうえでのセキュリティ上の論点を整理し、ユーザーが考慮すべきセキュリティモデルを提案する。

AIセキュリティの「切り口」を整理する

AIを利用するうえでのセキュリティを考える際は、まず「AIセキュリティの観点」を明確にする必要がある。主要な観点は以下の5つだ。

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