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「じっとり、背中に嫌な汗をかいた…」 吉本ばなな氏がnoteで被虐待・共依存を告白、虐待サバイバーの30歳女性が感じたこと

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娘とママの家庭内暴力イメージ
吉本ばななさんのnote記事を読んで、毒親サバイバーの筆者が感じたこととは(写真:Satoshi KOHNO/PIXTA)
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なぜなら、筆者の母がまさに福祉へのつながりを拒否するタイプだからだ。自分はまともだと思っているので、誰かが手を差し伸べても拒否してしまう。たとえ家族であっても、こうした人に一体何ができるのか……。

あらゆる努力をしたうえで、もう金銭的支援以外にできることがないのかもしれない。

エグめのネグレクトをした母にも、同情するべき部分はある

筆者の母は、どこに出しても恥ずかしくない毒親である。放置するくらいなら産まなければ良かったのに……。「お前なんか産むんじゃなかった」と言われるたび、そんなことを思ってきた。

だが、そんな母にも同情するべき部分がある。筆者の母は団塊の世代の子世代、いわゆる「団塊ジュニア」世代の人間だ。就職氷河期世代といえば、わかりやすいだろうか。昭和中の昭和時代、まだ虐待という言葉は定着しておらず、躾と称して激しい暴力が用いられるのが当然だった。

母が不幸だったのは、祖父が非常に頑固で男尊女卑思想に染まっている人間だったことだ。1人で働いて立派に3人の娘と祖母を養ってきたことは尊敬している……のだが、祖父はあまりにも典型的な九州男だった。

祖母のことは「飯炊きババア」と称し、筆者の母を含めた娘たちには「誰が金を稼いでると思っている」と怒鳴る。こんな家庭で精神が安定した人間が育つはずもなく、上の娘2人は駆け落ち同然で家を出ていき、下の娘も早々に家を出る道を選んだ。

祖父に子への愛がなかったとは思わないのだが、自分の意に沿わない言動があれば暴力をふるい、お金を盾に恫喝するのは庇いようもない。筆者はそんな祖父から溺愛されていたので、母からすれば愛されなかった自分とのギャップに苦しむ日もあったのだろう。拗らせ続けてきた親子関係は母の精神を蝕み、子をネグレクトする親を生み出してしまったのだ。

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