スタートアップにとって、資金調達は成長を加速させるための大きなドライバーだ。資金があれば、自社の収益以上の大きな投資が可能になる。さらに、資金調達の成功は、投資家や金融機関から「成長期待が持てる」と判断された結果でもある。
フォースタートアップスが運営するSTARTUP DBは、国内スタートアップの資金調達額を毎月ランキング形式でリポートしている。2026年5月分の結果から、調達額上位の企業と投資の内訳を確認していきたい。
アメリカでイチゴ生産の次世代植物工場を展開するOishii Farm(オイシイファーム)が、約240億円という巨額の資金調達を行った。シリーズCファーストクローズの位置づけで、内訳はエクイティ(出資)が180億円、デット(融資)が60億円。出資者には、スパークス・アセット・マネジメントら既存投資家に加え、朝日工業社や野村不動産、ミスミグループ本社などが名を連ねている。調達資金は、米国ニューヨーク近郊に完成を目指す次世代植物工場の建設費や、全米展開の費用に充当される。
政府は17の戦略分野の一つにフードテックを掲げ、植物工場の在り方などについて検討することにしている。その関連企業としても注目を集めそうだ。
チューリングの共同創業者がロボット開発に挑戦
この記事は有料会員限定です
残り 830文字
