親ロシア政策を採り欧州連合(EU)の「異端児」とされたハンガリーのオルバン政権が退場した。親EU路線のマジャル政権に交代したため、トランプ政権と連携してブダペストを拠点に活動してきたアメリカのニューライト(新右派)の活動家らが撤退を余儀なくされている。
活動家らはトランプ政権とヨーロッパ各国のポピュリズム政党をつなぐだけでなく、ロシア、中国との「裏口外交」を担う一面も持ってきた。トランプ時代のアメリカの新しい保守外交を象徴する動きだ。今後、ヨーロッパでの活動拠点をどこに置くか、観測筋は注目している。
オルバン前政権と密接に連携してきたのは、ヴァンス副大統領に近いとされる「ポストリベラル」と呼ばれる思想集団の一部。リベラリズム全般を批判し、新たな政治を模索している知識人らだ。代表的論客としては、『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(2018年)の著者でノートルダム大学教授のパトリック・デニーンがいる。民主党側のオバマ元大統領も同書の重要性を指摘した。
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