そもそも、本作のターゲットはどの層なのだろうか? あくまで私見だが、「主人公と同様のアラフィフ男性だけなのでは?」と感じた。妻と同世代の、30歳女性である筆者にとって、とことん“トキメキ”がないからだ。
本ドラマには、「俺が守る」「大事な人」など、一般的なドラマであれば視聴者が思わずときめいてしまうようなセリフもある。……のだが、少なくとも筆者は、歯の浮くようなセリフにまったく心が浮つかなかった。きっと歳の差婚だからこそ、落ち着いた重みのある愛の言葉を見せたいのだろうとは理解できる。
だが、火曜夜9時というゴールデンタイムにもかかわらず、多くの女性を振り落とすようなシーンを見て思わず「このドラマ、誰に見てほしいんだろう?」と首を傾げることとなった。実際、4月28日時点の世帯視聴率は3.7%だった。ネームバリュー・人気共に申し分のない豪華なキャストが揃っている一方で、視聴率は今ひとつ振るわない結果となっている。
秋元康さんが手がけたドラマ、栄枯盛衰の歴史
AKBグループやおニャン子クラブをはじめとした、名アイドルプロデューサーとして知られる秋元康さん。1980年代からドラマの企画にも携わっており、近年では「あなたの番です」や「真犯人フラグ」などのヒット作を手がけている。
