「妻を亡くした中年刑事が若い女性刑事と再婚する設定が受け入れられない」
「視聴者が自分も若い女性と結婚できると勘違いするからやめてほしい」
「妻が殺されたのに5年程度で再婚する上、娘も再婚に理解を示しているという設定がご都合主義すぎる」
「せめて主人公を容姿が整っている俳優にしてほしかった」
「設定と企画者の時点で見たくない」
夫婦別姓の意味の違いに異論を呈している……のではなく、正真正銘のルッキズムや男性へのヘイトが強い意見が多く見受けられた。ルッキズムは良くないという世の風潮に真っ向から逆行するような意見ばかりで、結局ルッキズムから離れられないのかと感じるばかりだ。
こうした意見を見てわかる通り、批判している人の多くはそもそも本作を視聴していない。
実際「若い女性を事実婚状態で束縛しているなんて酷い」という意見もあったが、ドラマを見ていればちゃんと入籍している夫婦だとわかるはずだ。視聴せずガワだけ見て批判するのはいかがなものかと思わざるを得ない。
最大の問題は「ターゲットがわからない」ことだ
ネットの的外れな批判や、ルッキズムをめぐるあれこれはさておき。
では、本作は名作なのか。それとも迷作なのか。あえて言うなら……後者寄りかもしれない。
実際に全話見た上での致命的な問題点として、「ターゲットがわからない」ことがあると感じた。本作を視聴して、率直に「なろう小説みたいだな」という印象を受けたのだ。
事件で妻を亡くした55歳男性が、他の男性から想いを寄せられるほど魅力的な32歳女性と再婚してイチャイチャしている…まるで“転生先で最強になった俺”に酔っている主人公のようである。
