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【W杯開幕直前】森保ジャパンはなぜ"歴代最強"なのか?欧州アウェー3勝を導いた「欧州化」の正体

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挨拶する森保一監督
2026年5月31日 日本×アイスランド 挨拶する森保一監督 場所=国立競技場(写真:東京スポーツ/アフロ)
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2人の年齢は、菅原が25歳でツッコまれた堂安が27歳。ちなみに2人の所属チームがあるドイツの社会では、年齢による上下関係が希薄だ。1997年に中田英寿が試合中に13歳年上の井原正巳を呼び捨てにする件が話題になって、2026年で29年になる。

さらに言うと2002年のワールドカップからは約24年。なぜこの点を挙げるのかというと、当時の日本代表監督、フィリップ・トルシエは、先日、フランスのテレビに「日本通」として出演した際、当時の日本人選手についてこんなコメントを残しているからだ。

「まだ自己主張の仕方を知らなかったから私が教えた」

フランス人監督から見た当時の印象だ。

「自信」「タフさ」そして「個の責任」

遠征中、3月28日のスコットランド戦の前日会見前に、森保一監督に対して筆者から直接聞いてみた。ずばり聞いてみたかったこと、それは欧州組のメンタリティ、思想、哲学が日本代表に与えている良い影響について。

森保は、「欧州組、国内組関係なく代表選手たちは常に向上心を持ってタフに戦える選手たち」と断ったうえで、こう続けた。

「海外組の選手たちに関しては、日本とはまた違ったサッカーのスタイル、つまりは激しさ、厳しさのなかで、よりハイ・インテンシティ(高いプレー強度)で戦わないといけません。そのなかでフィジカル的にも、技術を発揮するところ(レベルアップの要素)も培っていると思っています」

「選手たちを見ていていちばん感じるのは、海外に行って日本とはまったく文化、価値観の違う環境のなかで、オン・ザ・ピッチもオフ・ザ・ピッチもタフな場所にいます。そこで自分たちのポジションを摑み取っているということが言えます。

外国人枠があったり、なかったりという、その国のリーグスタイルはあると思いますが、いずれにしても世界選抜のような素晴らしい選手がヨーロッパに集まってきているなか、日本人選手たちが自分たちのポジションを摑み取っています。世界の競争のなかでポジションを摑み取っている自信とタフさは選手たちから感じています」

「日本人は組織的に戦うところ、お互いを尊重しあってチームとして戦うところ、これが世界に誇れる良い点だと思いますが、より個の責任において、局面、局面で勝っていける自信を身につけていると思います」

激しさ、厳しさ、違う価値観、タフさ。そして個の責任。これらが著書で紐解いていく点だ。

同遠征中、今年で33歳、欧州のクラブで7年プレーする伊東純也に「欧州のクラブと日本代表の違い」を聞いてみた。

「そんなに多くの違いは感じません。ただ、日本の選手のほうが多少(選手間の)リスペクトがあると感じるというところで」

欧州のクラブでは、チームの味方同士でも激しく言い合いをする、という意味だ。伊東は神奈川県の県立逗葉高校から、神奈川大学を経てJリーグデビュー。26歳だった2019年から欧州の地でプレーする。

5月31日、国立競技場「キリンチャレンジカップ2026」アイスランド戦での伊東純也選手(写真:Koji Watanabe/Getty Images)
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