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イーロン・マスクが本当に守りたいのは「人類」ではない…「子どもを増やせ」と訴え続ける"14人の子の父"に潜む危うい思想

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イーロンマスク(写真:ブルームバーグ)

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すべてのインフラを支配したイーロン・マスクの真の狙いは、白人だけが生き残る世界にある。衝撃の見解を話題書『マスキズム 新たな独占の時代』の著者が明かす。

マスキズムが導く驚愕の未来

マスクが導く未来には、いくつかのパターンが考えられる。マスクの最近の方向性と一致するシナリオは、「コンパウンド・マスク(塀のなかのマスク)」と呼べる未来だ。マスキズムの頻出テーマである「人口減少」に関するものである。

「人々がもっと子供を持たなければ、文明は崩壊する」とマスクは2021年に警告しているほか、同様の発言を無数に繰り返している。2024年頃には、「出生率の極端な崩壊は、人類文明にとって群を抜いて最大の危険である」と言うようになっている。2023年にローマで開催された右派の若者のフェスティバルにおいて、マスクは世界の人口が3世代以内に10分の1に縮小すると主張した。実際には100億人へ増加すると予測されているにもかかわらず、である。彼は出生率が「おそらく人口を維持するのに必要な水準の半分程度だ」とも言っているが、世界全体で見れば依然として水準をわずかに上回っている。

マスクの懸念は人類という種に対するもののように見えるが、そうではない。彼は一貫して特定地域の出生率を強調し、他を無視しているからだ。2025年5月、彼は「大人口崩壊」とコメントを付して出生率の世界地図をシェアした。その地図ではサハラ以南のアフリカが依然として高い出生率にあることが示されていたが、そこは無視されていたのだった。

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