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先行予約で7000台超の大ヒットEV「スーパーワン」の源流…80年代に人気を博したホンダ「シティ・ターボⅡ」に迫る

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1983年10月に発売されたホンダ「シティ・ターボⅡ」(写真:筆者撮影)
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シティ・ターボⅡのサイドシルエット(写真:筆者撮影)

83年に登場したシティ・ターボⅡは、当時、若者を中心に大きな支持を受けた「ホットハッチ」というジャンルの代表格と言えるモデルだ。ホットハッチとは、大衆車として当時人気だったハッチバック車の軽量コンパクトな車体に、ターボエンジンなどの高性能パワートレインを搭載し、俊敏な走りを楽しめたスポーツモデルの総称だ。

ベースとなったのは、81年に発売された「シティ」という小型乗用車だ。兄弟車には商用仕様の「シティプロ」も用意し、最大で67PSを発揮する1.2L・4気筒NA(自然吸気)エンジンを搭載。コンパクトで背の高い車体を意味する「トールボーイ」と呼ばれたボディデザインが大きな特徴で、現在の軽トールワゴンにも通じる広い室内や高い居住性に貢献した。

2輪のモトコンポも同時発売

シティ・ターボⅡとモトコンポ(写真:筆者撮影)

シティは、荷室に搭載できる折りたたみ式バイク「モトコンポ」と同時開発されたことでも知られている。最高出力2.5PSの49cc・空冷2ストエンジンを搭載する原付一種(第一種原動機付自転車)だ。

ホンダが「まったく新しいカテゴリーのトランクバイク」と呼んだモデルで、シティの広い荷室に搭載できるバイクとして発売。車体は、ハンドルやステップを折りたたむことで荷室に無理なく入る大きさにコンパクト化が可能。燃料やオイル、バッテリーなどの液漏れ防止機構も備えることで、安全性にも配慮した。

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