北九州フィルム・コミッションの報告によると、23年度の撮影誘致・支援作品数は41作品に上り、市内における経済波及効果は1億11万3000円(直接効果6761万7000円、間接効果3249万6000円)に及んだとのこと(北九州市立大学地域戦略研究所の調査)。
「『爆破ロケ』といえば北九州」の強み
北九州市の玄関口は、新幹線の小倉駅。ここから北九州のロケ地巡りがスタートします。
映画『相棒-劇場版Ⅳ-』(17年)では、市内の繁華街「小文字通り」を東京の「銀座通り」として、約3000人のエキストラを動員し大規模撮影を敢行。ほかにも市内全域の30カ所で撮影が行われました。
市内唯一の老舗デパート「小倉井筒屋」の婦人服フロアは相棒ファンにとっての“聖地”で、反町隆史さん演じる「冠城刑事」がアクションを繰り広げた場所として知られています。主演の水谷豊さんはインタビューで、「もし日本に"北九州市"がなかったら、この映画はできてなかった」と語っていました。
また、北九州ロケの“名物”とも言えるのが「爆破ロケ」です。
西島秀俊さんが主演したドラマ『MOZU season1〜百舌の叫ぶ夜〜』(14年)では、なんと「営業中のデパート前で大規模な爆破シーン」を実現し、小倉は撮影地として一躍有名になりました。
以降、映像制作者の間で「“不可能を可能にする”北九州」と称賛されています。
