13年には映画『劇場版BAD BOYS J〜最後に守るもの〜』で初主演を務め、翌14年には映画『銀の匙 Silver Spoon』に主演。ロケ地となった北海道十勝地方には筆者も同行しました。
その後、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16年)、『心が叫びたがってるんだ。』(17年)など立て続けに映画に主演。最近も主演作『知らないカノジョ』(25年)が公開されました。「ケンティー」の愛称で親しまれ、変わらぬ「王子様キャラ」で世間を魅了し続けています。
ロケによって「イメージアップに成功」
本作の舞台である北九州市は、1963年に門司市・小倉市・若松市・八幡市・戸畑市の5市が、特定の都市が吸収する形ではない対等合併をして誕生した政令指定都市です。
人口は約90万人(2026年5月1日現在)。城下町であった繁華街・小倉を中心に、工業都市の八幡や黒崎、本州との玄関口・門司など、それぞれの地域に特徴が色濃く残っています。かつては工業地帯の中核都市で、労働者の街というイメージも強く、そのイメージ刷新は積年の課題でした。
そんな中で、89年、その名も「北九州市広報室イメージアップ班」として誕生したのが「北九州フィルム・コミッション」です。
その後全国に波及・拡大した「フィルムコミッション」の国内第1号として、北九州のイメージを大いに変貌させました。数多くの国内外からの映画撮影の誘致に成功し、「映画の街・北九州」のイメージをすっかり定着させたと言えます。
