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「部下に何も言えない…」「本音を言うと面倒…」 "ホワイトすぎる職場"が組織を弱くする当然の理由

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なぜ「働きやすい」のに「組織として強くならない」という現象が起きるのでしょうか?(写真:buritora/PIXTA)
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この状態で、最も苦しくなるのが管理職です。

最近、「管理職は罰ゲーム」と言われることが増えました。

背景には、単純な業務量の問題だけでなく、「厳しいことを言いづらい」という空気もあります。

部下に率直なフィードバックをしたい。でも、強く言えばハラスメントと言われるかもしれない。嫌われたくない。退職されるかもしれない。

結果として、多くの管理職が“無難なコミュニケーション”に流れていきます。

すると部下側も、「自分がどう成長すればいいのか」がわからなくなります。

良かった点も言われない。改善点も言われない。期待されているのかどうかも見えない。

これは、優しさではありません。成長機会を失わせることでもあります。

「ホワイト化」で管理職が疲弊していく

本来、強い組織では、「率直な対話」が日常的に行われています。

『フィードバック経営 「沈黙の組織」から「高め合う組織」へ』(日経BP)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ただし、それは感情的な叱責ではありません。「相手の成長を願って伝える」ことと、「耳の痛い話でも受け止める」ことが両立しています。

私はこれを「フィードバック文化」と呼んでいます。そして、この文化を経営全体に実装していく考え方が、「フィードバック経営」です。

この考え方の根底にあるのは、「安心して話せる空気」をつくることではありません。

現場から経営へ。経営から現場へ。そして社員同士の間でも、率直な声が循環している状態をつくることです。

「問題を隠さない」

「違和感を放置しない」

「率直に軌道修正できる」

そうした循環が生まれる組織では、結果として心理的安全性も高まっていきます。

つまり、心理的安全性とは、“原因”ではなく“結果”なのです。

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