東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「子どもが邪魔して晩ご飯が作れない!」共働きの夕方の絶望を救う、保育園で手作り夕食を受け取れる「神サービス」

7分で読める
保育園 総菜受け取りサービス HAPPY-Weekday
保育園のお迎え時に夕食を受け取る利用者。買い物や調理の負担軽減につながっている(取材協力:キッズラボこうなん、写真:筆者撮影)
  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
2/5 PAGES
3/5 PAGES

HAPPY-Weekdayの社長の岩道志織さんは、「このサービスを社会インフラにしたい」と意気込む。

岩道さんは、もともとメーカーに勤務していた。転機となったのは、2013年。長女を出産して、育休から復職した時だった。

「仕事も責任を持ってやりたいし、子育てもちゃんとやりたい。でも、無理じゃない?と思ったんです」(岩道さん)

当時、夫は朝早くに出勤し、帰宅するのは深夜だったため、家事や育児を手伝いたいという気持ちはあってもできなかった。岩道さんは土日も平日の仕事を乗り切るための準備に追われ、ゆっくりと休む余裕はほとんどなかった。

家庭の中だけで、仕事と育児の両立問題を解決しなければならない状況に、岩道さんは限界を感じていた。

共働き家庭で最も不足しているのは「時間」

共働き家庭において最も不足しているものは何なのか。岩道さんがたどり着いた答えは、「時間」だった。

「時間を作ることができたら、その人が本当にやりたいことに使えるじゃないですか。子どもの話を聞いたり、少し休んだり、家族でご飯を食べたり。本当に必要なのはそこだと思ったんです」(岩道さん)

岩道さんは、夕食にまつわる家事のプロセスを代替できれば、多くの家庭を助けられるのではないかと考え、その問題を解決するためにメーカーを辞めて起業することを決意した。2019年のことである。

HAPPY-Weekdayの社長、岩道志織さん。背景に写るのは、ミーティングの内容をイラスト化したもの。社内に貼り出すことで考えがブレないようにする試みだ(写真:筆者撮影)

現在は2つの保育園、5つの企業で総菜受け取りサービスを提供しており、さらに拡大を進めている。

4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象