【お知らせ】サービス拡充に伴い、有料会員プランは6月1日(月)より新料金体系に変更いたします。5月末までのお申し込み分については、現行価格が適用されます。
――アメリカのトランプ大統領は先日の訪中にイーロン・マスク氏やティム・クック氏などテック業界の幹部を同行させました。AIをめぐる米中競争という観点から見て、トランプ氏がこうしたテック企業のトップを中国に連れて行くことをどう見ましたか。
歴代大統領を見ても大規模な経済使節団を連れて行くことはめずらしくはない。ただ、今回特徴的なのは、その多くがテック業界の人間だったという点だろう。それだけテクノロジー産業、特にAIと周辺インフラが、今のアメリカ経済を牽引していることを示している。
――そもそもAIは今のトランプ政権にとって重要課題なんでしょうか。今はイラン情勢に全集中しているようですが。
AI自体は大きな政策課題だ。ただ、この数カ月で政権の姿勢は変わり始めていると思う。就任後1年ほどは完全に「政府は(開発企業に)口を出さない」という立場だった。
「アメリカはAI競争に勝たなければならない」「AIリスクを気にしすぎると中国に後れを取る」「規制すべきではない」「AI関連法も不要だ」「最先端モデルを訓練するため、できる限り大量の電力を供給すべきだ」といった考え方を示していた。
ところがここ数週間で、かなり方向転換し始めている。
この記事は有料会員限定です
残り 2510文字
