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結局「金利」がなぜ大事?お金持ちが資産を増やすために「1%の差」に神経をとがらせ、動向を注視し続ける納得の理由

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通帳と電卓をとにらめっこする女の子
結局、「金利」がなぜ重要なのか解説します(写真:Taka/PIXTA)

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1990年代のバブル崩壊以降、日本では長いあいだ超低金利やゼロ金利政策が続き、「銀行に預けてもお金は増えない」が常識になっていた。
ところが、物価や賃金の上昇を背景に、2024年以降は政策金利の引き上げが進み、「金利のある世界」へと少しずつ変わりはじめている。
実は、お金持ちは昔からこうした金利の変化に敏感だ。
金利が上がるとき、下がるとき、それぞれで資産の置き場所を変え、きっちり対応策を打っている。
投資アナリストとして富裕層と接してきた筆者が、その著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』の中で、自身の実体験をもとに、「金利」が私たちの生活や投資にどんな影響を与えるのか、そしてなぜお金持ちは金利の動向を注視し続けるのかを解説する。

銀行で引き留められるほど「いい金利」

お金にも価値がある。1000円紙幣もその時々で価値が変わる。そして、その価値を決めるのが、金利だ。

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2001年に大学を卒業する直前、わたしはバックパッカーとして旅に出ようと思い立ち、アルバイト代を貯めていた口座を解約しようとした。
ところが、担当の銀行員は通帳を見てしばらく悩んだ後、わたしにこう言った。

「この通帳は1996年につくられたものですが、本当に解約していいですか? 金利が12%なんですが、一度解約してしまうと、次はこんなにいい条件でつくれませんよ。どんどん金利が下がっているから。もう一度よく考えてみてくださいね」

当時のわたしはどうしても旅行資金が必要だったから、銀行員に引き留められても、その口座を解約した。

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