現在公表されているプレミアクラブには、「Tier1」と「Tier2」、そして「Tier3」がある。
「Tier1」の対象は「プロとの連携が期待できる団体競技・分野」とされ、全国大会出場が期待できる部活動」という条件になっている。
「プロとの連携」とは、「プロになる道にも続いている」とも読める。そのためにも、「全国大会出場や関東大会上位入賞」できるくらいの実績を残せ、といっているようだ。
「Tier2」は「Tier1に該当しない競技・分野」となっていて、プロになることが前提にされていない。それでも、「全国大会出場等の実績のある部活動」という条件があり、「全国大会上位入賞」を目指さなければならない。
Tier1と2が直接指定であるのに対し、公募によって選ばれるのが「Tier3」である。「過去複数年、都大会などでの実績があると認められる部活動」であり、「全国大会・関東大会出場」を目指すことが条件となっている。

やはり、進学指導重点校と同じく、実績によるエリート校をつくろうとしているようだ。エリート校と、選ばれなかった“その他”ができることになり、エリート校ばかりに重点的に支援がされると、その格差がさらに広がることにならないのだろうか。
都立高校の魅力を取り戻すために…
いろいろな課題があるように思える。そこで、このプロジェクトを管轄する東京都教育庁指導部に話を聞いてみることにした。
――プレミアクラブを設けることを「大会で実績をあげろ」というメッセージだと、学校は受け取るのではないでしょうか。部活動が過熱化しませんか。
学校の管理職や部活動顧問に対して、「はき違えないでください」という話はしています。(休養日や活動時間などについて)ガイドラインを以前から示しているので、それは必ず守ってもらいます。その中で、生徒が達成感をもって取り組めるような活動をしてください、と伝えています。
