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信頼関係は「雑談の頻度」で決まる…「子どもが本音を話さなくなる親」に共通する"ある会話"

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ケンカする家族
家族が信頼関係を築くために大切なものとは…(写真: bino / PIXTA(ピクスタ)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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興味深いのは、信頼関係は「つくろう」と意図してつくれるものではないということです。「今日は信頼関係を深めよう」と意気込むほど、かえってぎこちなくなります。

信頼関係は、もっと自然に、無意識のうちに育っていくものです。そのカギが「雑談の頻度」です。

毎日、短くてもいいから、目的のない会話をする。ただ言葉を交わす時間を持つ。それを続けていくと、気づいたときには信頼関係ができているのです。「おはよう」「ありがとう」といった言葉も、立派な雑談の一つと考えてください。つまり雑談とは、「あなたのことを気にしていますよ」というメッセージであればいいのです。

信頼関係は「積み重ね」でつくられます。心理学には「単純接触効果」という法則があります。接触回数が増えるほど、相手に親しみや好意を抱きやすくなるというものです。

一度の長い会話よりも、毎日の短い雑談。特別なイベントよりも、日常のやり取り。そこに本当の信頼が宿ります。まさに「塵も積もれば山となる」です。

夫婦関係にも「雑談」は不可欠

ご主人に対しても用件のみの会話になっているとのことですが、夫婦関係においても雑談は極めて重要です。

長年連れ添う中で、会話が減り、用件だけのやり取りになる。これは信頼関係が壊れたというよりも、雑談という「接着剤」が失われた結果かもしれません。

「今日、こんなことがあってさ」「あの店、また行きたいね」「最近ちょっと疲れていてね」。こうした何気ない会話を交わせる関係は強いのです。すれ違いが起きても、戻ってこられる場所がある。それが雑談のある関係です。

まずは一言で構いません。「今日暑かったね」「あのドラマ気になるね」。目的のない言葉を添えてみてください。反応が薄くても気にしないでください。すぐに会話が弾まなくても、その一言は確実に積み重なっていきます。

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【「効率」という罠から抜け出す】

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