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スペイン、チリ、南極まで…世界中の愛好者を呼び寄せる「皆既日食」。気象予報士の森田さんもその大ファンだった

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森田正光さんと窪田良さんのプロフィール画像
気象予報でおなじみの森田さんがが、ますます注目される"日食"に魅せられた理由とは?(写真はいずれも本人提供)
  • 森田 正光 気象予報士
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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森田:ちょっとズルをして「東京で見よう」と考えるとパーシャルになってしまうので、せっかくならど真ん中のエリアで見ていただきたいです。きっと素晴らしいと思いますよ。

窪田:それは楽しみですね。私もぜひ、ど真ん中まで行って観測しようと思います。

森田:日食を一度見た人の中には、次もその次も、まるで病のように日食が見たくてたまらなくなってしまう人がいます。そんな風に日食に夢中になることを指す「日食病」という言葉があり、世界はもちろん、日本国内にも数万人の患者がいるとされています(笑)。実は私も、その日食病患者の1人なのです。

窪田:では、森田さんが8月に向かうスペインにも、その数万人の日食病患者さんが集まるのですか?

世界中から天文ファンが一堂に

森田:はい。世界中から集まってくるので、もう数万どころではないと思います。皆既日食が見られるのは、「皆既帯」と呼ばれる帯状の範囲内です。これは月の本影が通過する道筋に沿った南北100kmほどのゾーンで、中心線に近いほど日食の継続時間が長くなります。

ちなみに来年はこの皆既帯がエジプトにかかるので、その周辺にも、また多くの人が集まるでしょう。

2010年7月、皆既日食を見に行ったチリのアタカマ砂漠にて(写真:本人提供)

窪田:スペインで見るのもよさそうですが、エジプトでの日食も見てみたいですね。森田さんはこれまで、何回ぐらい日食をご覧になっているのですか?

森田:観測ツアーに参加したのは10回ぐらいですが、そのうち3回は曇っていて日食を見ることができませんでした。何十万円もお金を払って遠くまで行っても、雨が降ったり雲が出ていたりしたらすべてパーになってしまうのです(笑)。

窪田:なるほど。気候条件によっては、せっかく海外に行っても観測できないのですね! でもその分、見られたときの感動はひとしおなのでしょう。取りつかれてしまう方の気持ちもわかる気がします。

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