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スペイン、チリ、南極まで…世界中の愛好者を呼び寄せる「皆既日食」。気象予報士の森田さんもその大ファンだった

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森田正光さんと窪田良さんのプロフィール画像
気象予報でおなじみの森田さんがが、ますます注目される"日食"に魅せられた理由とは?(写真はいずれも本人提供)
  • 森田 正光 気象予報士
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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窪田:もちろん、激しい運動などは当面避けていただいたほうがいいでしょう。でも飛行機に乗るぐらいなら、気圧の変化はごくわずかなものですから、目に影響することはありません。どちらか海外に行かれるのですか?

森田:8月に、スペインに日食を見に行くんです。窪田先生は皆既日食をご覧になったことはありますか?

窪田:パーシャル(部分日食)なら見たことがありますが、フルでは見たことがないと思います。日本で最近日食があったのはいつでしょうか。

森田:皆既日食は、同じ場所では100年から200年、場合によっては数百年に一度しか観測できません。関東地方に限るとなかなか見ることができず、最後に観測されたのは明治時代の1887年までさかのぼります。

窪田:なるほど。それでは見たことがないわけですね。

2035年には関東でも皆既日食が見られる

森田:部分日食はときどき話題になっていますけどね。近年だと、2012年に金環日食が起こり、関東の広い範囲で観測されました。

皆既日食では太陽がすべて月の陰に隠れますが、その直前と直後にわずかに光が漏れて、ダイヤモンドリングと呼ばれる現象が見られます。太陽のコロナが環状にワーッと輝いて、それは素晴らしい美しさです。今年の8月半ばにはそれがスペインの東部で観測できるので、私も飛行機で見に行くというわけです。

窪田:いいですね。ただ一つだけ、眼科医としてお伝えしておきたいのは、適切な準備をして楽しんでくださいということです。もちろんご存じでしょうが、太陽光はとても強いものなので、直視してしまうと網膜を痛めます。皆既日食だけでなく、部分日食のときにもそうした症状で病院にいらっしゃる方がいるので、その点は十分に気を付けていただければ。

森田:そうですね。ダイヤモンドリングのまばゆい輝きを見ると、確かに太陽の明るさを実感します。

海外まで行かずになるべく近くで見たい場合は、2035年まで待てば、関東地方でも皆既日食を観測することができます。日時は9月2日の午前、北陸から北関東にかけての範囲です。

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