東洋経済オンラインとは
ライフ #自動車最前線

"ドライバー"から"乗員全員"の快適へ、マツダの意識改革…新型SUV「CX-5」3代目は単なるモデルチェンジにあらず

16分で読める
フルモデルチェンジで3代目になったマツダのSUV「CX-5」(写真:筆者撮影)
2/9 PAGES
3/9 PAGES
4/9 PAGES
5/9 PAGES
6/9 PAGES
7/9 PAGES
新型CX-5の荷室(写真:筆者撮影)

マツダが「MAZDA PROACTIVE SAFETY」と呼ぶ安全哲学は、「危険な状況に陥ってから対処するのではなく、危険自体を回避する」という考え方を根幹に持つ。新型では、この哲学をさらに深化させて実現している。

今回わかりやすい機能では車線変更アシスト機能「クルージング&トラフィック・サポート」が加わった。

これはいわゆるレーンチェンジアシストで、クルーズコントロール中にウインカーレバーのワンタッチ操作により、周囲に危険がないことを認識するとレーンチェンジアシストを開始。レーンチェンジ後には自動的にレーンキープアシストを継続するというもの。

各社とも同様な機能はあるが、最後発に近いマツダは、かなり実用的なものに仕上がっていると感じた。もちろんギリギリの割り込みレーンチェンジなどはしないが、現実的な車間距離、前後関係で使えるものになっている。

自動運転ではなく、あくまでドライバーの補助

新型CX-5のメーター(写真:筆者撮影)

40km/h以下の高速/自動車専用道路での渋滞時「ハンズオフアシスト機能」も搭載される。

トヨタ車などでも採用が進む、前走車に近づきすぎだと判断すると車両側のブレーキによる減速操作で車間距離を自動で保つ「プロアクティブ・ドライビング・アシスト」もマツダ車として初採用された。これは運転を自動化に近付けるためのものではなく、あくまで緊急の危険回避まで行かないようにするためのものであり、「思わず前のクルマに近づきすぎた」といううっかりを補正してくれるものだ。

いずれも、これまでマツダが頑ななほどドライバーにステアリングをなるべく握らせたいという思いを変えることなく、技術の進化によってクルマに任せられる部分が増えた結果の進化と言えそうだ。

次ページが続きます:
【シンプルなラインナップで選びやすく】

8/9 PAGES
9/9 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象