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大切なのは「銘柄選び」より「資産配分」
損失リスクを回避するため「とにかくたくさんの金融商品に投資すれば安心」と考える人が少なくありません。しかし、本当に大切なのは「数」ではなく「質」です。どんな資産(金融商品や投資対象)をどう組み合わせるかによって、分散の効果は大きく変わります。
以前、ファイナンシャル・プランナー(FP)の勉強会に招かれて、講師を務めたことがあります。テーマは「運用設計」であり、私はファンドマネジャーの立場から見た「アセット・アロケーション」について講義を行いました。
アセット・アロケーションとは、日本語で「資産配分」を意味します。
資産(asset)を、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券・不動産投信・現金など複数の投資対象へ、どの割合で配分(allocation)するかを決める考え方です。資産ごとの性質の違いを生かしてリスクを分散し、結果としてリターンの安定を図ります。
