黒色の液体がバケツの中に溜まっていく姿を眺めながら、私は「これだけの量のカビを自分は吸い込んでいたのか」「これでレベル3~4ってことは、9とか10の人ヤバすぎるでしょ」「真剣な話、もっと早くに業者に頼めばよかった」などの感想を抱いた。
高圧洗浄の作業を終えた業者のお兄さんは、エアコンのフレームを掃除するためにお風呂場に向かった。ピカピカになったフレームを含め、すべての部品をエアコンに取り付け、片付けをして終了。約1時間、本当にお疲れさまでしたの感謝の気持ちを込めて、私は冷蔵庫から缶コーヒーを取り出し、業者のお兄さんにプレゼントした。
帰り際の雑談の中で、業者のお兄さんからは「エアコン掃除は基本的に、個人事業主も大手企業も作業は同じ。よって仕事を依頼する際は、費用や信頼などを含めて検討してほしい」「一般の人がエアコンを完全分解すると高確率で破損する。なので素直に業者に依頼するのが安全だと思う」などの知識を教えてもらった。
本格稼働する前に、エアコン掃除の外注の検討を!
エアコン掃除を外注したことがある人の数は、おそらくそれほど多くないだろう。私もそうだったが、安くないお金を払ってまでプロにお任せするメリットが、まったくわからない人が大半なのではないか。
過去に私は自動車用の芳香剤(シトラス系)をエアコンの送風口に取り付け、「いい匂いがするから問題なし」などと呑気に過ごしていたことがある。実はエアコンの内部はカビだらけで、そのカビを日常的に吸い込んでいるとも知らずに……。
今回の衝撃的な検証結果を受けて、私は「毎年1回はエアコン掃除を業者にお願いしよう」と心に誓った。掃除用スプレー缶を買うお金があるのなら、プロの業者に頼んだ方が短期的にも長期的にも“絶対に得”になると今の私は確信している。
夏の足音が近づきつつある今、参考にしていただけたら嬉しい。
