2年目は、この3972万円から144万円を取り崩し、残った分はそのまま運用します。
取り崩しによって運用できる金額は少しずつ減っていきますので、その分、利益も少しずつ減ります。それでも、この「運用×取り崩し」を続けると、50年目でも1000万円近くの資産が残っている計算になります。
運用で穴埋めしてお金を「長生き」させる
ここでお伝えしておきたいのは、「毎年必ず3パーセントずつ増える」ということではない、という点です。くわしくは拙著『50代から始める お金と一緒に長生きするための おとなの投資教室』でご説明しますが、長く続けることで「平均して年3パーセント」という利益につながります。
シミュレーションによると、資産寿命はおよそ58年。運用をしなかった場合は28年でしたので、それが約2倍に延びることになります。
これが、運用によってお金が「長生き」する、ということです。
取り崩しで減ってしまう分の一部を、運用から得られる利益で穴埋めすることで、資産が減っていくペースがゆるやかになり、結果的に、資産がより長い年月にわたって生き残ってくれる。
まるで、あなたの老後生活をともに伴走してくれる心強いパートナーのように感じませんか?
賢く運用を利用して、老後の安心をぜひ手に入れましょう。

