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「朝まで踊ってから仕事に行くほど元気だった」→「あの頃はよかった…」と嘆く人が"ノスタルジー"にお金を出す仕組み

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昭和44年 横浜市電7系統廃止の頃 久保山 横浜市 神奈川県
ノスタルジー・ブームが生む経済について解説します(写真:c6210 / PIXTA)

INDEX

ノスタルジー・ブームが止まらない。

テレビをつければ「昭和や平成の日本はこうだった」や「懐かしアニメ特集」、「みんなが知っている歌謡曲ベスト●●」が繰り返し放送される。映画の世界では『ゴジラ』や『ウルトラマン』『仮面ライダー』がリメイクされ、かと思えば1991年の人気トレンディドラマ『101回目のプロポーズ』の続編が35年もたった令和の今になって作られたりする。

消費の世界も同じだ。スマホカメラが高性能化する一方で、レンズ付きフィルム『写ルンです』が復刻されたり、アナログレコードを聞くためにわざわざプレイヤーを買ったりする人がいる。昭和風デザインを採用したレトロ家電も根強い人気だし、お菓子やレトルト食品でもたびたび復刻版のパッケージが登場する。

観光スポットもそうだ。古い商店街の街並みを再現したり、クリームソーダやミルクセーキなどの昭和メニューをそろえたレトロ喫茶店にわざわざ足を運んだりする人も多い。

懐かしさが生む「ノスタルジー消費」

ノスタルジー消費などと呼ばれるが、「懐かしさ」は人を惹きつけ、そこに市場が生まれる。「昔はよかった」消費と言い換えてもいい。その主役は、今の50代後半から60代だろう。子どもの頃に特撮やアニメに夢中になり、成人してからはトレンディドラマに一喜一憂した。

『抱きしめたい!』(88年)や『東京ラブストーリー』(91年)の放送時にちょうど20代。まさに日本の経済成長を肌身で感じてきた世代だ。

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【右肩上がりの給料】

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