週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #トクを積む習慣

「朝まで踊ってから仕事に行くほど元気だった」→「あの頃はよかった…」と嘆く人が"ノスタルジー"にお金を出す仕組み

7分で読める
昭和44年 横浜市電7系統廃止の頃 久保山 横浜市 神奈川県
ノスタルジー・ブームが生む経済について解説します(写真:c6210 / PIXTA)
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

結婚・出産で退職するのがお決まりコースで、産休後は前の職場に戻りたいと訴えても前例がないと言われる始末。昔よりも、今の方がずっとましなのは間違いない。

昭和の“ヒーロー像”は令和に受け入れられるか

昭和のヒーローものも、考えようによっては罪深い。

あえて「男」と書くが、「男は苦しくても決して逃げない。自分を犠牲にしてでも、この世界や大事な人たちを守る」、そんなヒーロー像を子ども時代に刻み込まれたのだ。現代でそんなマッチョ像を強いられたら、どれだけ息苦しいか。

この世には失われたままのほうがいいものもある。ノスタルジーにお金を払う人も、本心ではわかっているはずだ。自分が手にするのは、マッチ売りの少女がともす火が見せた、幸せな幻影だということを。

個人的には、若い頃に撮りためたカセットテープとVHSテープを再生できる機械が、老後になるまでなくなりませんようにと祈っている。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象