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オンライン会議の画面に映った自分の顔を見て、思った以上に疲れて見えた。フェイスラインが少し曖昧になった気がする。昔より「清潔感」で勝負しづらくなった――。そんな違和感を、中年になってから覚える男性は少なくない。
モデルやアイドル、著名人もお忍びで通う完全個室のハーブピーリングサロン「AMBER恵比寿」の代表・藤田さんに、これまで1万人以上を施術して見えてきた“老け”の原因と対策を教えてもらった。
「肌がきれい」は男性にとっても“武器”になる
まず藤田さんが指摘するのは、男性美容そのものが特別な話ではなくなったことだ。
「大きいのは、SNSやK-POPの影響だと思います。加えて、コロナ禍もありました。マスク生活の中で、男性美容では眉毛や脱毛が注目されましたが、それだけではなくて、メディアを通して“肌がきれいな男性”を見慣れるようになったことも大きいです」
いまは「肌がきれいですね」が、男性にとっても立派な評価になった。そこにあるのは単なる美意識の高まりではない。肌や清潔感が、その人の生活習慣や自己管理の水準まで映し出す時代になった、ということだ。
かつて男性美容は、一部の人の関心事として片づけられがちだった。だが今、見られているのは若さではなく、管理状態である。男性にとっての美容は、もはや若作りではない。仕事で損をしないための、実務的な身だしなみへと変わりつつある。
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【老け顔の原因は1つではない】
