40代の顔には「何を放置してきたか」が出る
では、老け顔は何で決まるのか。藤田さんは、原因を1つに絞るのは危険だと言う。
「大きいのは、たるみ、むくみ、そしてコリです。老け顔って、何か1つだけで決まるわけではないんです。むくみによって顔がパンと張ったように見えることもあれば、筋肉が下がってたるみにつながることもある。さらに、筋肉がいろいろな方向に引っ張られて、全体として下がって見えてしまうこともあります」
そこに乾燥や紫外線、表情の癖まで重なっていく。老け顔とは、年齢の単純な結果ではなく、日々の小さな放置が積み上がった状態だ。
変化が出始める時期についても、藤田さんの見立ては明快だ。
「老化という意味では、やはり30代以降が大きいと思います。30代に入ると、たるみや乾燥といった悩みが少しずつ出てきます。さらに40代になると、それまでの蓄積がよりはっきり表れやすくなる。もちろん、ケアは何歳からでも遅くありませんが、30代をどう過ごすかは本当に大事ですし、40代は特に重要な時期です」
40代の顔に表れるのは、年齢そのものよりも、何を後回しにしてきたかだ。顔は、生活の通知表でもある。
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【デスクワークは“顔を静かに老けさせる”】
