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「憩いの場所が消えていく」と悲鳴続々…「サイゼリヤ」都心店舗の閉店が示す"誰でも居られる場所"の減少

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サイゼリヤの外観
サイゼリヤ恵比寿駅東口店の閉店が話題に。都心から憩いの場が減っている原因とは?(写真:筆者撮影)
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テーブルには注意文言が多数(写真:筆者撮影)

一方で、机には「グッズの展開・交換禁止」「長時間利用の制限」といった注意書きが掲示されている。有明ガーデンには大型のライブ会場が併設されており、公演後に来場者が流入し、席を占有するケースへの対応とみられる。家族向けの空間であっても、特定の利用行動を制限せざるを得ない状況がある。

「Ariakeダイナー」とは対照的に薄暗い照明で大人な雰囲気(写真:筆者撮影)

ハイチェアに見る「利用者を選ぶ設計」

こうした背景を踏まえて新設されたのが、2階の「ARIAKE FOOD STAGE」だ。運営元は、ライブ来場者と家族利用の混在による混雑を解消する目的で、このフロアを設けたとしている。

実際に2階は、5階とは明確に性格が異なる。利用者は学生グループや会社員が中心で、家族連れはほとんど見られない。空間もハイチェア主体で、ワンハンドで食べやすいメニュー、やや暗めの照明やネオン看板など、短時間利用を前提とした設計になっている。

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【運営側が想定する客層を分けている】

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