ゴールデンウィークは、4月の怒涛の日々からようやく一息つける時期です。私自身、GWは普段読めない本にじっくり向き合える、貴重な期間だと思っています。今回は、教員のみなさんに読んでいただきたい本を9冊ご紹介します。授業づくりに効く本から、何も考えずに楽しめる漫画まで、振れ幅を大きくとってみました。
小説部門「好きな人の本を」
『青天』若林正恭(文藝春秋)
オードリー若林さんの初小説です。私はオードリーの大ファン(日向坂46はもっとファンですが)。
だからこそ、まずは「自分が好きな人の書いた本を読む」という選び方をおすすめしたいです。舞台は東京、高校アメフト部。何者にもなれない焦りを抱えた主人公・アリが、アメフトに全存在をぶつけていく青春小説です。
「アメフトのルールなんて知らないし……」と身構える必要はありません。私もルールはほぼわかりませんが、一気に読んでしまいました。タックルの衝撃も、練習の苦しさも、目の前で見ているように伝わってくる。
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【教養部門「リーダーの心得と理不尽への向き合い方」】

