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日本の教育は今、大きな転換期を迎えています。首都圏や関西圏では中学受験は競争が激化、いわば“レッドオーシャン化”していると言われて久しい状況です。「中学受験沼」「重課金」などと言われ、大手進学塾の小学校6年生時の費用は120万~150万円ほどもかかるのが実態。
中高一貫校に進学後も授業料に加えて塾や短期留学など、年間で100万円以上の支出がある家庭も珍しくないでしょう。
その状況から、転換を図った家庭も出てきています。インターナショナルスクールやボーディングスクールといった「日本国内にいながら国際教育を受ける選択肢」への関心が、教育意識の高い家庭を中心に高まっているのです。
このような潮流のなかで2025年8月に神戸六甲アイランドに誕生したのが「North London Collegiate School Kobe(NLCS神戸)」。イギリスの名門校「North London Collegiate School」の海外校の1つであり、現在はGrade 1〜6(小学部相当、および中学部1年相当)のみが新規入学、その後は持ち上がり。
28年には六甲山に中高の新キャンパスが完成、同時にGrade6以上のボーディング(寄宿)も可能となります。
気になるのはやはり学費です。その年間学費はなんと約300万円。本格開校後に寄宿を選択した場合はおおよそプラス300万円、合計で600万円ほどになるとのこと。
さて、安くはないこの金額は、果たして本当にその価値がある「投資」なのでしょうか? それがペイすると考えて入学した保護者は、どのような点にメリットを感じて入学させたのでしょうか。ベールに包まれたその実像と可能性を多角的に検証します。
イギリス名門校の教育を日本で受けるという選択
NLCSはイギリスでもトップクラスの進学校として知られています。英紙『Times』の教育ランキングでは最優秀中等教育機関に選ばれ、つねに上位に位置。
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【神戸と地元で二拠点生活をしている保護者も】
