実際にはどのようなバックグラウンドの子どもたちが、どのように通学しているのでしょうか。この点について、NLCSの日本展開について陣頭指揮を執る金重惠介氏に聞きました。
「中学・高校に当たる学年の新キャンパスと寮は28年9月にオープンを予定しており、一足早く開校した小学部では7歳から12歳の生徒が通学で学んでいます。昨年9月の開校時点で約70名が在籍していて、国籍は約8割が日本人、約2割が中国、韓国、欧米の出身です。
東京や広島、福岡、沖縄などから親子で移住する、あるいは二拠点生活をされているケースも少なくありません。母子で神戸に移り住み、父は別拠点で仕事を続け、週の途中から一緒に過ごすといったご家庭も見られます。
中学受験と比較検討されたうえで選ばれるご家庭も多く、体感としては、当校の説明会に参加されている関西のご家庭の半数程度が該当するのではないでしょうか。従来の受験競争とは異なる環境を求めている保護者のニーズが、はっきりと表れていますね」
従来中学受験する家庭は、日本の名門大学への進学実績に注目して学校を選んでいましたが、現在は学ぶ環境そのものにフォーカスした結果、インターナショナルスクールを選ぶというのは新しい時代の潮流を感じます。
親子に必要な英語レベルは?
ただ、気になるのは英語力。入学時に求められるのはどのレベルなのでしょうか。
「お子さんは小学校の低学年段階であれば、英語初級者の入学も可能です。週1回程度でも英会話に触れているなど、“英語に多少なりとも慣れている”ことは必須。
必要な英語レベルについて、以下はNLCSの基準ではなく、あくまでも僕のコンサルタントとしての私見です。中学年になれば英検3級程度、高学年で2級、中学校以降になると、授業についていくためには準1~1級程度の英語力は求められます。
なお、NLCS神戸では保護者の英語力は不問です。学校からの連絡は日本語でも対応しており、説明会や面談でも通訳が入ります。ご家庭が英語環境である必要はありません」
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