まだ空気がひんやりしている4月は、7月や8月に比べて「日差し」はそこまで強くない。だが「紫外線」の量は別だ。すでに真夏の8割近いという。
昨年、SNSやメディアで“被る日傘”として話題になった商品がある。アウトドアメーカーのモンベルが販売する「フィールドアンブレロ」(税込みで7700円、以下同)だ。
見た目は、昔話に出てくる「かさじぞう」(笠地蔵)のようだが、蒸れにくく使い勝手が支持されている。
なぜ、こうした商品を展開しているのか。モンベルに取材した。
最初は農作業用に開発した
まずは商品開発の経緯を聞いてみた。
「最初に『フィールドアンブレロ』を発売したのは2017年です。炎天下での農作業の使用を想定して開発しました。頭部に空間ができるので蒸れにくく、真夏でも快適な使用感です。天然草に芯糸を編み込んでいるので、型くずれしにくくなっています。ネーミングは長年販売する傘の『アンブレラ』と区別するために『アンブレロ』としました」
広報部の仲間麻乃氏はこう説明する(以下、発言は同氏)。
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【酷暑で機能性が再認識…年々販売数は拡大】
