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4月の紫外線はすでに"真夏レベル"…モンベル「被る日傘」が訴求する酷暑時代の防御対策《GWのお出かけにも》

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モンベルの「フィールドアンブレロ」
昨年、爆発的に売れた「フィールドアンブレロ」(写真:筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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「帽子」と「日傘」の最も大きな違いは、前述した「両手が空くかどうか」だ。日傘は片手がふさがるので、バッグに例えるとリュック型と手提げ型の関係に近い。

日傘には身体全体をさえぎってくれる優位性があり、人混み以外では使いやすいだろう。

個人的な体験だが、昨年盛夏の地方取材時に帽子を忘れ、リュック内に常備していた折り畳み傘を使って目的地まで歩いたことがある。クルマ社会で歩行者とすれ違うことが少ない地方なら、使い勝手がいいと再認識した。

酷暑に向けた「社会課題の解決」

もしかすると、紫外線や日差し対策に最も敏感なのは「子育て中のママ」かもしれない。

昨年、筆者は当サイトに「ワークマンの不審者パーカー」記事を寄稿したが、同記事を読んだ仕事仲間(幼児を持つ30代女性)から、「公園で子どもを見守るママの大半は、この全身を覆う格好」という声を聞いた。子育て中の仲間氏も「特に水辺で遊べる公園ではママたちの完全防御が際立つ」と話す。

公園での見守りだけでなく、子どもの送迎など「日中の外出」が多いからだろう。ママチャリも完全仕様が目立ち、独自の防御スタイルが定着している。

傘型ハットは競合メーカーも販売する。これ以外に各社はさまざまな商品を展開して「防暑対策」に取り組んでいる。売上拡大につながる期待もあるが、根底に流れる開発意図は「社会課題の解決」だ。

モンベルには「7つのミッション」があり、それを意識した商品開発も行う。アンブレロは、その中の「健康寿命の増進」や「自然災害への対応力」に当たるだろう。

2025年の熱中症による救急搬送者数は「全国で10万0510人」(5月〜9月の速報値)となり、2024年の過去最多記録を上回って2年連続で最多を更新した。今年の夏も酷暑が予想されている。まだ身体が暑さに慣れていない春から対策をしておきたい。

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