③自由に実験でき、常識を自ら創り出せる
主流の事業は、成功体験に基づいた「組織の常識」や「ルール」で固められています。何か新しいことに挑戦しようとすると、「それは前例がない」「無駄だ」と反対されがちです。
私が以前いた会社もそうでした。世間では新しもの好きで革新的と評されていたかもしれませんが、それでも主力事業の中は違いました。
失敗を許容される環境にいる
しかし、傍流の組織、特に立ち上がったばかりの新規事業では、まだルールが固まっていません。組織の常識をこれから作っていく段階にあります。
これは、あなたが自由に実験できること、また失敗を許容される環境にいることを意味します。主流では許されないような大胆な施策や、既存の組織体制にとらわれない新しいやり方を試すことが可能です。
この「自由な実験」を通して得られたデータや勝ちパターンこそが、いずれ組織全体に導入され、あなたがその新しい常識の生みの親として一目置かれるきっかけになります。
そして何よりも、会社のお金で失敗体験を積める、これが一番の価値だと思います。自らのリスクで商売し、失敗するのもいいけれど、これはなかなか難しいことです。
組織の主流では、そこで得られる評価は相対化されやすく、埋もれるリスクが高い。
一方で傍流、つまり「辺境」に自らを配置することは、低い期待値、リアルな経営体験、自由な実験という3つの大きな果実を得られるという点で、魅力的です。

