残る山口線だが、1985年に新交通システムとして開業以来、8500系がおよそ40年にわたって走行してきた。その詳細は2025年12月4日付記事(『西武レオライナー「8500系」オンリーワンの存在感』)に詳しいが、車両更新のタイミングを迎えているとはいえ、鉄道と比べると新交通システムで運行する車両が少なく、譲り受け可能な車両を探すのは容易ではなかった。
そんなこともあって新造車両の導入が決まった。8500系12両(4両×3編成)をすべて新型車両L00(レオ)系に置き換える。
3月10日、L00系の第1編成が報道陣に公開された。8500系は新潟鉄工所(現在は新潟トランシスが鉄道関連事業を承継)が製造したが、L00系は三菱重工業が製造した。同社製のAGT車両はシンガポール、マカオなど世界の主要都市で採用されている。
第1編成は「ライオンズ」デザイン
車両デザインを担当したのはGKデザイン総研広島。GKグループは日本の代表的なインダストリアルデザインを多数手掛けており、GKデザイン総研広島はグッドデザイン賞を受賞したJR西日本227系などのデザインで知られる。
3編成はデザインがそれぞれ異なり、第1編成はライオンズをイメージしたデザインで先頭車両の車体側面にレオマークが大きく配置されているのが特徴だ。
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