INDEX
“読む力”があるだけで、人生は変わる
『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』(市野瀬早織 著、東洋経済新報社)の著者は、2008年4月からの10年間にわたり、偏差値70超の都内難関私立中高に勤務していたという人物。
国語科の教員として約3000人の中高生と接し、5人に1人を東大進学に導いたのだという。
もちろんそうした実績は評価に値するが、同時にもうひとつ注目すべきポイントがある。
多くの生徒たちの成長を目にしながら、「“読む力”があるだけで、人生は変わる」、すなわち可能性が伸びることを実感したという部分だ。
ただし、それは教員の教え方が特別だったり、生徒に特異な才能があったからではないようだ。
生徒たちが努力を重ねるなかで「読み方スキル」を着実に育てていたことに、大きな意味があったというのである。
次ページが続きます:
【私たちは思っている以上に、文章を「読めていない」】

