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あの快活CLUBがジム参入も「最初は苦戦」…V字回復の裏で担当者が"全国筋トレ巡り"して掴んだ答え

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快活CLUB、FiT24の看板
快活CLUBとフィットネスジム。一見、相いれない2つの業態だが……(写真:筆者撮影)
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「会員様のモチベーションを上げるためには店舗の定期的な活性化が必要なんです。ずっと同じ状態だと飽きるんですよね。マシンや設備の入れ替えをしなければいけませんが、中級者以上はマシンのこだわりも大きいです。バランスを考えて、機能性とデザイン性を両立させたマシンを導入しました」

黒と赤のデザインが、空間に特別な雰囲気をもたらしている(画像:株式会社快活フロンティア)

会員の「やる気」を引き出す店舗づくりへ

FiT24の退会率は業界平均値まで低下した。オリコンが実施した24時間ジム顧客満足度調査の女性部門の1位を2024年と2025年に獲得しており、顧客満足度の向上に成功している。

ただ、改善できる余地はまだまだ大きい。空間の雰囲気作りもアップデートしたいと考えている。

「自分で身体を動かしてみてわかるんですが、店舗のにぎわい感って大事なんですよね。例えば、頑張っている会員様の姿が目に入るとトレーニングに集中しやすいと感じます。会員様のモチベーションを上げていただくために、照明や音楽による演出も考えていければと思います」

演出を気にかけているからこそ、鏡がピカピカなのだろう。店内のライティングにも自信があるという(写真:筆者撮影)

また、新規出店にも意欲的だ。FiT24の2024年から2025年にかけての出店数は4店舗だったが、2026年は巻き直しを図ろうと考えている。

「仕組み作りに時間をかけてきましたが、チェーンビジネスとしての収益を考えると現在の店舗数は効率的ではありません。会員様のニーズに応えながら店舗数を増やしていきたいです」

今後も成長を続けていくフィットネス市場は競争も激しくなる。フランチャイズ展開で出店数を増やすブランドが多い中、直営店のFiT24はどのように存在感を発揮していくのだろうか。そして、ネットカフェ業界でトップシェアを誇る快活CLUBのようなブランドに成長するのだろうか。今後の動向に注目したい。

前編:「あれ、ここもジムに?」快活CLUBが24時間ジムに変貌…潜入して見えた「ネカフェDNAジム」の実態
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