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西武渋谷が9月末閉店へ…「文化を売る」セゾンが昭和世代を強烈に惹きつけたカラクリ

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セゾンはどんな存在だったのか(撮影:今井 康一)

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西武渋谷店が2026年9月に閉店することが報じられると、「一時代を築いたセゾン文化の発信拠点だった渋谷西武が……」といったニュースが相次ぎ、昭和世代を中心にノスタルジックな話題が広がった。

西武百貨店といえば、セゾングループというバブル期には日本最大級だった巨大流通グループの中核的企業であり、ほかにも、西友、無印良品、ファミリーマート、クレディセゾン、インターコンチネンタルホテル、西洋環境開発(不動産開発事業)など、セゾングループ各社を通じて展開された事業群があった。

ちなみに、セゾングループはバブル崩壊後に再編・解体され、傘下企業の多くが独立、もしくは他社グループへと渡った。

バブル期、百貨店の王者だった西武池袋

1991年の西武百貨店池袋店(撮影:本橋英明)

セゾンは渋谷、池袋の西武を中心に、「文化を売る」をコンセプトに、洗練されたイメージや現代美術、舞台芸術などを軸に、バブル期の若者文化を牽引したとも言われている。当時、若者だった世代には郷愁を持って語られる存在なのであろう。

ただ、若い世代の方々にはセゾンという存在がよくわからないと思うので、西武百貨店についてちょっと振り返ってみよう。ちなみに自分はバブル経験世代なのであるが、セゾン文化に当時からまったく共感できなかったため、淡々と振り返ることにする。

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