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「アワビみたいなしいたけ」に絶句した50代、広島・生口島の女性猟師が案内するジビエツアーで出会った"食の原点"

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しいたけの原木
まるでアワビみたい……。50代で知ったしいたけの味とは(写真:筆者提供)
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初日は佐木島に1泊、ミカンの家から程近い「鷺(さぎ)邸」でオーナー・カツ子さん手作りのおいしい夕食に舌鼓を打ち、翌朝船で生口島に出発します。

またまたミカンが住む佐木島へ(写真:筆者提供)

生口島に到着して待ち合わせ場所の公民館前で待っていると、ツアー主催者で、猟師で、料理人の祥子さんが現れました。背が高くスリムな、ショートカットの女性です。

「今日はよろしくお願いします」

私たちよりかなり年下の祥子さんは、とある男性猟師との出会いで自分も猟師になろうと決心したこと、猟師になってからどう過ごしてきたのかなど、その場で説明してくれました。

15年ほど前に狩猟免許を取り、会社員を辞めてこの生口島に移住し、農業を営む男性と結婚して、今に至るそうです。

「これから小1時間かけてゆっくり山を登り、『ごちそうの森』を目指しながら、山と自然、野生動物の話をしていきます。質問があったら何でも聞いてくださいね」

爽やかな笑顔で言う祥子さんの後をついて、私たちは山道を登り始めました。山道といっても舗装はしてあり、帰りは車で麓まで送ってくれるそうです。

イノシシが体を擦った跡も

道々、祥子さんが「この木の幹に着いている泥、イノシシが体を擦った跡です」など、山の様子の説明をしてくれました。専門家ならではの視点は興味深く、小1時間の山歩きがあっという間に感じました。

山を案内する猟師の翔子さん(左)(写真:筆者提供)

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【食べられるだけどうぞ】

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