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アクアライン「時間帯別料金」で交通量は変わったか?渋滞緩和対策の「400~1600円」料金変動性の成果

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休日朝の東京湾アクアライン。木更津方面への入口(2026年3月撮影)
休日朝の東京湾アクアライン。木更津方面への入口(2026年3月撮影)(写真:佐滝剛弘)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
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割引率やポイント還元率は下表のようになっており、混雑後の19~24時なら最大約4割引で、さらに35%のポイントが還元される。利用期間は26年4月4日~27年3月28日の休日(連続する最大2日間)となっている。

<ゆっくり山梨に滞在がお得!中央道のんびりパス>
・混雑前(0~13時): 最大約3割引+20%還元
・混雑中(13~19時): 最大約1割引
・混雑後(19~24時): 最大約4割引+35%還元

滞在時間を増やし地域活性化を図る狙いも

週末や祝日の13~19時、「小仏トンネル」付近の上りでは、常にかなりの混雑が発生しているが、19時以降におおむね解消することから、首都圏への復路の出発時刻を遅らせることで混雑を避けつつ、山梨の滞在時間を増やして地域活性化を図る狙いがある。

「ゆっくり山梨に滞在がお得!中央道のんびりパス」の対象エリア(NEXCO中日本プレスリリースより)

発着エリアやICは「高井戸IC~府中スマートIC」「国立府中IC」「八王子IC」で、目的地エリアは「上野原IC」「河口湖IC・勝沼IC~談合坂スマートIC」「甲府昭和IC~一宮御坂IC」「小淵沢IC~韮崎IC」「六郷IC~白根・双葉スマートIC」となっている。

このような、「特定の道路や時間帯に通行料金を上乗せ・割引することで、渋滞や環境負荷を抑えつつ交通を分散させる料金制度」をロードプライシングと呼び、海外でも例があるが、道路の車線拡張や新設が難しくなっている現在、日本でも定着していく可能性がありそうだ。

【写真を見る】アクアライン「時間帯別料金」で交通量は変わったか?渋滞緩和対策の「400~1600円」料金変動性の成果(4枚)

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