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何かを調べたいとき、検索結果の上からクリックしていく人は多いでしょう。しかし、その「検索上位だから信頼できる」という無意識の判断が、詐欺師たちにとって格好の攻撃ポイントになっています。
検索結果の上位に偽サイトを表示させ、利用者を騙して金銭や個人情報を奪い取るネット詐欺の手口があるのです。
実際、偽サイトは行政手続きや旅行ビザ、鉄道予約、ネット証券、ロードサービス、住宅トラブル対応など、利用者が「急いでいる」「公式を探している」といった行動を狙います。
検索エンジンに表示されているというだけで安心し、表示順の高さを信用の証しと受け取ってしまう心理を突くため、ITに詳しい人でも油断すればだまされかねません。
今回は、この検索上位という「お墨付き」を逆手に取るネット詐欺の実態と、身を守るための対策について解説します。
検索結果の上位に表示された偽サイトで詐欺に遭ってしまう
被害は国内外で相次いでいます。この手口の代表格として、JR東日本の予約サービス「えきねっと」を装った偽サイトがあります。
検索結果の最上部にある広告枠に表示され、正規サイトより上に位置していたので、利用者は公式だと疑わずにアクセスし、フィッシング詐欺に遭ってしまいました。
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【偽サイトが検索上位に居座る手口「①広告の悪用」】
