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私立小にもランドセル「だけではない」選択、じわじわと 「学校指定カバン」で実績上げる奈良の縫製企業

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“進化型”ランドセルのベースモデル
「人工皮革×ナイロン」による“進化型”ランドセルのベースモデル(写真:ダイワホーサン)
  • 岡 真裕美 大阪大学大学院人間科学研究科安全行動学研究分野 特任研究員

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ランドセルの平均購入額は6万円超

未就学児がいる家庭では、入学準備の一環としてランドセル選びを行う「ラン活(=ランドセル活動)」がすっかり定着した。

少子化が進むなかでもランドセル需要は根強く、ニッセイ基礎研究所によると、ランドセル市場は平均価格の上昇を背景に拡大し、2024年の市場規模は552億円に達した。

ランドセル工業会による最新の2026年調査では、平均購入額は6万2034円で、6万5000円以上の高価格帯を選ぶ層は46.0%にのぼっている。

一方で、ランドセルの配布または他のカバンの購入資金補助のどちらかを選べる自治体や、新1年生にリュック型の通学バッグを配布する自治体もあり、選択肢は増えているように思う。

こうした変化は、東京の私立小学校でも表れている。

実は少子化が進むなかでも、私立小学校は2025年度、前年度比1校増の250校となり、在学者数は7万9333人。在学者数は前年度より657人減ったものの、小学校全体と比べれば減少幅は緩やかだ(*文部科学省「令和7年度学校基本統計」)

東京の私立小学校でもランドセル以外の学校カバンを採用している学校もあり、ランドセルからリュックタイプへリニューアルする学校もあるのだ。

【写真を見る】私立小にもランドセル「だけではない」選択、じわじわと 「学校指定カバン」で実績上げる奈良の縫製企業(8枚)

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【公立学校で100校を超える採用実績】

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