「テスラ/GM/フォルクスワーゲン/ボルボ/ポルシェ乗り比べ」BEVでもICEVでも変わらぬドライバーとクルマの一体感

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EX30 Cross Countryのインテリア
EX30 Cross Countryのインテリア(写真:三木 宏章)

今回は市街地と自動車専用道路を走行し、乗り味をたしかめるため後席にも乗り込んだ。悪路での走破性能を意識したのだろう。バネレートに対してダンパーの減衰力が高めの設定で、路面の起伏に対して車体が常に小さく揺れている。また、ボディサイズからすると後席シートと足元スペースが小さめだ。

ただし、速度を上げていくとその揺れ幅が少なくなり、一転して安定方向へと乗り味を変える。ディーラーでの試乗機会があればぜひ、後席でも乗り味を体感いただきたい。

フォルクスワーゲン「ID.4」

フォルクスワーゲン「ID.4」の外観。ボディサイズは全長4585mm✕全幅1850mm✕全高1640mmで、価格は528万円からとなる
フォルクスワーゲン「ID.4」の外観。ボディサイズは全長4585mm✕全幅1850mm✕全高1640mmで、価格は528万円からとなる(写真:三木 宏章)

3番目に試乗したのはフォルクスワーゲン「ID.4」。日本導入当初の22年モデルでは、公道だけでなく滑りやすい低μ路のテストコースにいたるまで、いろんなシーンで試乗してきた。

今回の試乗車は、26年1月9日に日本市場で販売がスタートした「一部仕様変更モデル」、つまり最新の26年モデルだ。従来型との大きな違いは電動駆動モーターのパワー&トルクの値で、先代の204PS/310N・mから82PS/235N・m高めた286PS/545N・mを誇る。

同時に利便性の向上も図られた。150kWクラスの急速充電器にも対応し(最大充電電流350A)、道中で行う経路充電時間の短縮が図れるようになった。

ID.4のインテリア
ID.4のインテリア(写真:三木 宏章)

嬉しいのは純正インフォテイメントシステムが全グレードで標準装備化され、さらにモニターサイズが10.0インチから12.0インチへと大型化されたこと。見やすくなっただけでなく、走行中にタッチパネル操作する指先の安定性も高まった。

肝心の走行性能は大きく高められた。従来型はフォルクスワーゲンブランドのICEVと同じく、しっかり加速させるためには深めのアクセル操作を求める特性で、これがBEVであるID.4に乗り換えた際の違和感をなくしていた。言い換えれば、ID.4の運転には慣れを必要としなかった。

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