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先の見えない社会を生きる人へアドバイス「可能性を狭めないほうがいい」…そのために"ルビ"が有効だと断言する訳

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松本氏(左)、窪田氏(右)
ニューヨークには220回以上行っているという松本氏でも英語にはいまだに苦労が(写真はいずれも本人提供)
  • 松本 大 マネックスグループ会長、ルビ財団ファウンダー・評議委員
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO

INDEX

「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。『近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。
今回はマネックスグループの設立者であり、実業家として知られる松本大さんを招いてお話を聞く。対談では、数多くの取材を受けてきた松本さんが「ほかでは話したことがない、今回が初めて」というエピソードも飛び出した。最終回となる第4回では、自身の今後の目標についても語ってもらった。40年にわたってアメリカで仕事をする松本さんが、いまだに英語で伝えられないこととは?

ダーウィンが偉業を成し遂げた理由を、父はこう説いた

『近視は病気です』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

窪田:松本さんは子どものころから「数年後のことなんて神様にしかわからない」と考えていらしたそうですが、現代は本当に先の見えない社会になりました。若い人や子育て世代に向けて言えることはありますか。

松本:私の考え方には、さまざまな点で父の影響があると思います。その父によく言われたのは「可能性を狭くするな」ということでした。父が例に挙げていたのは、進化論で知られるダーウィンです。彼は実は、自分が何がしたいか全然わからない、いわゆるプータローみたいな若者だったそうです。しかし家が裕福だったので、エディンバラ大学に行ったりケンブリッジ大学に行ったりして、医学や神学、数学などいろいろなことを学んでいました。それはダーウィンの父親が「やりたいことがわからないなら、幅広く勉強しておけ」という方針だったからです。

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【選択肢を狭めず幅広い好奇心を育むためにも「ルビ」が有効】

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