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先の見えない社会を生きる人へアドバイス「可能性を狭めないほうがいい」…そのために"ルビ"が有効だと断言する訳

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松本氏(左)、窪田氏(右)
ニューヨークには220回以上行っているという松本氏でも英語にはいまだに苦労が(写真はいずれも本人提供)
  • 松本 大 マネックスグループ会長、ルビ財団ファウンダー・評議委員
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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窪田:例えば日本には敬語や丁寧語があり、敬意の強さによっても非常に多くの表現がありますが、アメリカには敬語自体がありませんよね。でも単純に「あ、向こうは敬意の表現がないんだ。じゃあ上下関係もないんだね」などと理解してしまうと、それもまったく違うわけで。文化を理解するのは大変ではありますが、だからこそ奥深くて面白い、永遠の学びなのだと思います。

「どうしても伝わらないこと」にも意味がある

松本:確かにビジネスで扱うマーケットや金融の話は、何語であろうと同じことですね。互いに概念を共有しながらコミュニケーションができて、相手の国のことを理解しないと通じないということもそうそうありません。でも文化の話となるとそうはいきません。茶道はアメリカにはないものです。そもそも相手がその概念を知らないのに、アメリカの言葉で説明しようとしているんだから、それは難しいわけですね。

窪田:はい。どうしても伝わらない部分もきっとあると思います。でもその伝わらない部分こそが、実は「日本人らしさ」といわれるものでもあるのかなという気はしますね。異文化理解は相互理解でもありますから、松本さんはルビ財団の活動で日本語や日本文化についての理解を深めていらっしゃるので、英語のほうもこれから伸びる可能性が十分にあると思います。

松本:なるほど……ありがとうございます。いや、本日はとても有意義です(笑)。今、すごくモチベーションが上がっているのを感じます。日本文化をしっかり英語で説明できるようになろうということを、何十年かぶりに強く思いました。

(構成:鈴木絢子)

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