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資料を何時間も作り込み「全否定」される人の共通点。手戻りを防ぎ仕事を爆速化させる「粗いたたき台」を出すタイミングとコツ

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企画するビジネスマン
叩きがいのある「たたき台」の作り方とは?(写真:78create/PIXTA)

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日系大企業、コンサル、外資、スタートアップと、多様な職場で働いた結果、萩原雅裕氏は「どんな環境でも、優秀な人ほど『叩かれるたたき台を作っている』」という真理を確信しました。新刊『たたき台の教科書』では誰でも再現できる超実践的なたたき台作りの技術を惜しげもなく公開し、その普及に努めています。
今回は、「仕事ができる人が上司に提出する資料の完成度」をテーマに、スマートにビジネス基礎体力が身につく仕事の考え方を解説します。
※この記事は、萩原雅裕氏の新刊『たたき台の教科書』より抜粋・再編集を行い作成したものです。

「手戻り」が起きる構造的な原因

「ようやく完成した。これで大丈夫なはず」

そう思って提出した資料に、「方向性が全然違う」と言われた経験はないでしょうか。何時間もかけて作り込んだのに、根本から作り直しになってしまった――。こうした「手戻り」は、なぜ起きるのでしょうか。

その原因は、仕事の構造方程式(現状×打ち手=期待する成果)のどこかがズレたまま、完成版まで作り込んでしまうことにあります。

仕事の構造方程式には3つの要素があります。「現状」「打ち手」「期待する成果」です。完成版を作り込んでから見せるという進め方では、このうちどこかにズレがあっても、完成するまで気づくことができません。

たとえば「期待する成果」がズレていた場合――来月の売上目標達成を目指してたたき台を作ったら、上司が期待していたのは「来期の新規顧客基盤の構築」だった。この場合、どんなに精緻な打ち手を作り込んでも、方向性がそもそも違います。

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【方向性の一致だけじゃない!早めに叩かれるメリット】

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